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セイノーホールディングスについてのお知らせ


低温と常温の混載輸送で輸送コストを80%削減 2023年12月20日

低温と常温の混載輸送で輸送コストを80%削減
保冷BOXと全国ネットワークを活用した「ドライコールド輸送」が好調 

 セイノーホールディングス株式会社(本社/大垣市田口町1番地、社長/田口義隆)は、大日本印刷株式会社(DNP)が開発した「DNP多機能断熱ボックス」と当社の路線輸送全国ネットワークを活用した、常温車両での冷蔵混載輸送「ドライコールド輸送」を展開しています。昨今の温暖化や品質管理の厳格化による低温物流ニーズが高まる一方で、ドライバ―の人手不足や2024年問題で保冷車両の手配が難しくなっており、その課題解決手段として順調に利用が増えています。

 

 ドライコールドBOXの積み込みの様子

 従来の冷蔵輸送では、貸切未満・小口以上の中ロットの商品を運ぶ際でも保冷車両を貸切で手配するのが一般的で、コスト面に課題がありました。保冷BOXを活用したドライコールド輸送では、冷蔵商品を常温車両に混載し輸送できることから、貸切車両を仕立てる必要がなくなり、結果、保冷車両を貸し切って輸送する場合と比較し、輸送コスト80%削減を実現させています。また、ドライコールド輸送は、異なる温度帯を混載で輸送できるため積載効率が高まり、輸送の効率化、CO2削減にもつながっています。

 ドライコールド輸送は、チルド帯(0~10℃。10~20℃、5~20℃も可能)に対応しており、主に食品・化学品・医薬品業界の貸切に満たない中ロット輸送をご希望のお客様に多くご利用いただいています。

 セイノーホールディングスは、ドライコールド輸送を拡充することで、ドライバー不足や2024年問題だけでなく、カーボンニュートラル実現に向けたGreen物流の促進にも貢献していきます。

 

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