セイノーホールディングスについてのお知らせ

　セイノーホールディングス株式会社（本社／岐阜県大垣市田口町１番地、社長／田口義隆）では、セイノーグループのインドネシアと日本の企業の力を合わせることで、同国で有資格者ドライバーを育成し、雇用機会を提供しながら人材確保を行い、品質の良い貨物輸送サービスを展開しています。
　2020年より開始し、本年までに5,500名が受講しています。

　インドネシアでは、営業用トラックの運転免許の取得には「実技」と「筆記」の試験に合格する必要がありますが、日本のような教習制度がありません。そのため、特に練習機会が少ない「実技」の試験に合格することが難しく、有資格者の採用も難しい状況となっています。
　そこでインドネシア・サリムグループとの合弁会社のPTセイノーインドモービルロジスティクスサービス(本社／インドネシア・ジャカルタ、社長／安部達彦)では、同じグループ会社の西濃自動車学校（本社／岐阜県海津市、社長／髙木朋哉）の全面協力のもと、免許取得のための施設設計やカリキュラムの作成、及びトレーナー訓練などを実施し、現地警察と当社現地スタッフによる教育プログラムを策定。インドネシアで実輸送を行っているPTセイノーインドモービルロジスティクス（本社／インドネシア・ジャカルタ、社長／Andrew Nasuri 以下SIL）の従業員への免許取得サポートを実施しています。
　2020年以降、カラワン自動車教習所 (所在：西ジャワ州・カワラン)、グレシック自動車教習所 (所在：東ジャワ州・グレシック)を開設し、インドネシア人の従業員約5,500名が受講。SILの営業用トラックの運転免許有資格者ドライバーとして活躍し、質の良い貨物輸送サービスを展開しています。そして現在、3カ所目となるバウェン自動車教習所 (所在：中部ジャワ州・スマラン)の開設を計画しています。
　今後もセイノーホールディングスでは、さまざまな業界の枠を超えて価値を創出し、プラスαの豊かさを提供していきます。