セイノーホールディングスについてのお知らせ

九州西濃運輸が廃棄農作物の新たな資源活用を実現
長崎バイオパークとコラボして、動物園への野菜提供でSDGsに貢献

　セイノーホールディングス株式会社(本社／大垣市田口町1番地、社長／田口義隆)傘下の九州西濃運輸株式会社（本社／福岡県福岡市、社長／中田 晃）は、地元の農家から普段出荷前に廃棄されるキャベツの外葉や、店頭に並べる事のできない野菜等5箱分を、12月18日に長崎県西海市の動物園「長崎バイオパーク」に動物の食料として提供するために、輸送を行いました。この取り組みは廃棄物の削減や資源の有効活用を目指しており、環境保護およびSDGsに貢献します。

　これまで長崎バイオパークでは、動物の食料を購入していました。一方で農家は、店頭に並べる事のできない野菜を廃棄することにお困りでした。そこで、九州西濃運輸は廃棄される農作物の外葉や茎を動物の食料として活用することを考案。長崎バイオパークに提案し、賛同を得たことから、地元の農家へと話をつなぎました。これにより、双方のお困りごとが解決しました。今後、この農家からは毎週5箱程度、廃棄予定の野菜やキャベツの外葉等を長崎バイオパークに提供する予定です。

　長崎バイオパークと九州西濃運輸は、今後、提供元を拡げていくことや、動物の糞を堆肥として提供先に還元することで、参加者全てにメリットがある取り組みへと進化させ、循環型社会実現に貢献したいと考えています。