活躍する社員

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 練習始めでの「今年は絶対に勝たなければいけない」という野球部長の激励で今年の活動を開始した西濃運輸野球部。昨年、悔しくも出場を逃した都市対抗野球大会、社会人野球日本選手権の出場権獲得に向け、中村主将、森副主将の新体制の下で必勝を期すチームに、今年は高校球界で活躍した二人の新戦力が加わった。そこで今回の「風が吹く」では、新戦力である林優樹投手、住谷湧也外野手の二人の想いを紹介したい。

　【Profile】
林 優樹　（写真左）
西濃運輸　営業管理部商品企画課　
投手。左投げ・左打ち。背番号は１１。近江高校時代は春・夏あわせて３回甲子園に出場している。ストレートと変化球を巧みに投げ分けるコントロールとテンポの良い投球術で、Ｕ－１８ベースボールワールドカップの高校日本代表にも選ばれた技巧派左腕。目標とする選手は、現役時代に見事なピッチングで、西濃運輸に初めての黒獅子旗をもたらした佐伯尚治コーチ。

住谷　湧也　（写真右）
西濃運輸　輸送品質部品質改善課　
外野手。左投げ・左打ち。背番号は９。近江高校時代は林投手とともに３回甲子園に出場している。左右に巧みに打ち分け、いつでもヒットが期待できるアベレージヒッターとして、2年の夏の甲子園では13打数10安打、打率.769を残し甲子園歴代最高記録を樹立した。目標とする選手は、大学日本代表にも選ばれ、西濃運輸野球部でも中軸を担う１年先輩の岩城駿也内野手。

野球選手としての持ち味、特徴を教えてください。
林 ：
一野球人として、西濃運輸で成長したいと思っています。自分ができることを最大限発揮して、チームの勝利に貢献できる投手になりたいです。持ち味はコントロールで、それについては今、自分の中で最も自信を持っています。ですが、スピードや変化球のキレがまだまだ足りていないので、それを社会人で鍛え、指名解禁となる３年後にプロの世界に行けるように頑張りたいと思っています。

住谷 ：
僕の持ち味はミート力です。常に全力プレーをモットーに日々野球をしていますので、社会人でも全力プレーをしっかりと貫き通したいと思います。常に全力疾走している姿を見て欲しいです。


近江高校時代に甲子園に出場していますが、甲子園はどんな舞台でしたか？

林 ：
甲子園の舞台は小さい頃から憧れていた場所で、近江高校に入ってから３度甲子園に行くことができました。初めての甲子園の時は、これまで目標にしてきた場所で野球ができる楽しみと期待でプレーしていました。でも、２回目、３回目の時は、前回の結果を超えないといけない、去年の悔しさを持って甲子園に出ないといけない、というプレッシャーと戦い続けて日々練習していたので、甲子園という存在に自分はとても成長させてもらったと思っています。初めてマウンドに立った時は、とても緊張しました。どこの球場でも味わえない景色は、今もすごく鮮明に覚えています。

住谷 ：
甲子園に出場して一番感じたことは、自分を成長させてくれる場所だということです。２年生の時は先輩に連れていってもらいましたが、その中で自分もしっかり結果を残せてとても自信になりました。甲子園で結果を残した自信があって、今の自分があると思います。甲子園はスタンドからの応援がすごくて、自分たちの会話が聞こえなくなるぐらい大きい応援が聞こえます。応援はとても力になります。

西濃運輸に入部を決めた、決め手はなんですか？

林 ：
ご縁があった林監督を始め、いろいろな方に熱心に誘っていただき、練習に来させてもらっていました。その中で最大の決め手だったのは、佐伯さんの元で野球をやりたいという想いです。僕が２年生の夏に甲子園に出た時からずっと注目してもらっていて、そういう人の元で野球をやりたいなとすごく思っていました。佐伯さんが日本一になられた時のピッチングや一人で投げきっている姿を見てすごく尊敬していますし、人としても見習っていきたいです。


住谷 ：
西濃運輸野球部は環境が整っていて、先輩方もとてもレベルが高い。自分もその高いレベルの中で野球がしたかったことが入部を決めた一番の理由です。皆さんレベルが高いですが、特に気になっている先輩は岩城選手です。バッティングがすごい、憧れの先輩です。

西濃運輸野球部はどんなチームというイメージを持っていましたか？
住谷 ：
とてもレベルが高い、粘りのあるチームだと思います。チーム全体がしっかり勝利に向かって、全員がそういう意識を持ってやっているところが自分は心に残りました。

林 ：
西濃運輸の野球は、僕は守りの野球だと思っていて、守りから攻撃につなげる野球が西濃運輸の野球だと、テレビで観戦していて感じました。監督の指導の中でも守備を大事にされているなと感じました。近江高校も守りから攻撃につなげる野球をするチームだったので、重なる部分があります。自分自身も、守りからリズムを生み出せるピッチングは高校時代に得意としていた部分なので、そこは思う存分、力を発揮してマウンドで投げていきたいと思います。

最後に、どういうところを見て欲しい？どう活躍したい？ 抱負を聞かせてください。
林 ：
西濃運輸野球部の勝利に貢献できるように、精一杯頑張っていきたいなと思っています。それと同時に一社会人として、一西濃運輸野球部の人間として恥ないように、これから日々精進してやっていきたいと思います。目標は今年のうちに初勝利をあげることです。応援よろしくお願いします。

住谷 ：
もう一度、西濃運輸野球部が日本一になれるように、少しでも自分が力になれるよう頑張りたいと思います。目標は１年目からレギュラーを取ることです。応援よろしくお願いします。

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